めぐみの家に入居してからの義母

入居してひとり目の方を看取った時はショックが大きかったようです。年も近く仲良くなっていただけに辛かったようです。義父を看取った時より辛そうでした。入居して半年ほどたったある日、トイレで転倒し大腿骨頸部骨折してしまいました。手術をしリハビリ病院から退院した日、また反対側の足の大腿骨頸部骨折をしてしまいました。これにはまいりました、本人もつらかったでしょうが介護している側もすごくつらかったです。結局半年ほど病院で過ごし退院した時は歩行器で歩行できるところまでなっていましたが、精神的には以前のように元気ではありませんでした。すべてに意欲がなくなり、周りの介護者の声かけにも耳を傾けず寝たきりの状態になりました。おとなしい方ではありますが、もともと芯の強い頑固なところのある方なので「歩けなくなったら生きている意味がない」と、小さな声で私に言われました。それがこの人の人生観なのかと思うことにしました。