おうちに帰られました

4年間「めぐみの家」で暮らした方が自宅に帰られました。ひどい褥瘡(床ずれ)が病院でなかなか改善されなかったので家族様から相談を受け、不安でしたが入居していただき、主治医の指示のもと毎日の洗浄と薬を塗ることを約3年以上いろんな方法をとりながらほぼ完治したところ、娘様が仕事を辞めて自宅で介護することを選択されました。「素晴らしい、これこそ私の理想」と思う退所でした。いつもはあまり目を開けない方ですが、今日は「退院ですね」といいながらハグすると目を開けてくださいました。みんなが交代にあいさつする時も目を開けていてくださいました。介護タクシーに乗って娘様が隣に座ると安心されたのか、目を閉じられました。多くのことを学ばせていただけたことに感謝しています。今日からは家族の愛情を受けて幸せの日々を暮らしていただけると思います。