日本ホスピス・在宅ケア研究会第22回神戸大会に参加して

7月12日、13日とポートピアホテルで大会がありました。日本ホスピス・在宅ケア研究会とは、医療従事者、社会福祉従事者、市民、患者、が終末期の医療とケア・在宅福祉サービスと看護・医療の同じ場で対等の立場で話し合い、互いに学ぶ場をいいます。大会中は、互いに~さんと呼び「~先生」と呼ばないようにとはじめに言われました。先生と呼んだり、携帯電話が鳴ると罰金として寄付金を箱に入れるシステムでした。「これはいい」と思いながら~先生と呼んでしまったり・・・

大会テーマは「あなたは考えていますか?2020年終の棲家を」というもので、まさに今の重大な課題でした。2015年には団塊の世代が65歳以上の前期高齢者になります。日本は急速に高齢化がすすみ2025年には47万人の人の居場所がなくなります。そのために、2020年ころまでに、個々が終の棲家を見つけておく必要があります。二人に一人ががんになり三人に一人ががんで死んでゆく時代どこを死に場所に選ぶのでしょうか?2020年には看護ホスピスがいくつになっているでしょう。たくさん増えていればいいけれど