ご冥福をお祈りいたします
2016年5月某日ひとりの方が旅立たれました。病気の進行に伴い、言いたいことが伝わらないもどかしさと、わかってあげられないもどかしさが交差する中、試行錯誤の日々でした。旅立たれたのは念願の自宅への外出をされた4日後。安心されたのでしょうか・・・エンドオブライフケアで有名な小澤竹俊先生の著書に『今日が人生最後の日だと思って生きなさい』という本があります。もしもそんな思いで日々の時間を過ごしていけたなら、いろんな意味で後悔しない人生の終わりを迎えられるのでしょう。ひとりの人の人生の最終段階に関わらせていただく度に、その日が最後の日と思って関わらせていただく重みを感じます。ご冥福をお祈りいたします。